髪の傷みに悩む方へ!DO-S開発者が明かす髪質改善ヘアケア

ヘナ・インディゴ白髪染めのメリット・注意点と失敗しない染め方

ジアミンアレルギーなのですが、天然ヘナ&インディゴなら白髪染めができますか?

ヘアダメージが気になるのですが、天然ヘナなら髪を傷めずにカラーリングできますか?

DO-Sでは『ハナヘナ』ブランドの天然100%のヘナやインディゴを販売しておりますが、お客様からこのような質問やお問い合わせをいただきます。

ヘナやインディゴを使った白髪染めは、植物の力で髪をいたわりながら着色できる一方、一般的な化学ヘアカラーとは異なる性質や注意点があります。

ヘナとインディゴの特徴と違い

  • ヘナ(単品):白髪が鮮やかなオレンジ〜赤茶色に染まります。髪のケラチンタンパク質に絡みつくことで、トリートメントのようなハリ・コシを与えます。

  • インディゴ(ブレンド・2度染め):青藍色の色素を持ち、ヘナの赤みを打ち消して自然なブラウン〜ダークブラウンに調整するために使用します。

  • 一般的なヘアカラーとの違い:一般的なカラー剤は黒髪を脱色しながら化学染料で染めますが、ヘナやインディゴには脱色力がなく、白髪部分にのみ色が乗ります。

ヘナ・インディゴ白髪染めのメリット

  • 髪にハリ・コシを与えるトリートメント効果:天然色素が髪の内部を補強し、細い髪やエイジング毛に自然なボリュームとツヤを与えます。

  • 頭皮ケアを兼ねた白髪染め:アルカリ剤や過酸化水素を使わないため、頭皮やキューティクルへの化学的ダメージを大幅に抑えられます。

  • 色の深みを調整可能:ヘナとインディゴの配合比率や2度染めによって、好みのトーンに近づけられます。

知っておきたいデメリットと注意点

  • 黒髪は明るくならない:脱色作用がないため、元の黒髪をトーンアップしたい方には不向きです。

  • 染毛直後のきしみ(ヘナショック):髪質によっては、収れん作用により一時的にきしみやパサつきを感じることがあります。

  • 発色までに時間がかかる:化学染料よりも放置時間が長く、塗布後に空気中の酸素と反応して2〜3日かけて徐々に深みのある色へ定着します。

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植物アレルギーとパッチテストの重要性

 「天然成分=誰にでも100%安全」ではありません。植物そのものに対する接触皮膚炎や、特にインディゴによるかぶれが起こるケースがあります。また、短時間で濃く染まる「ブラックヘナ」などには、強いアレルギーの原因となる化学染料(ジアミン/PPD)が含まれる製品もあるため、全成分表示の確認が必要です。

パッチテストの手順

  1. 染毛の48時間前に、水で溶いた少量のペーストを腕の内側に塗る

  2. 30分後および48時間後に、赤み、かゆみ、腫れ、水ぶくれがないか確認する

  3. 異常が出た場合は直ちに使用を中止し、皮膚科を受診する

失敗しない染め方とヘアケアのコツ

  • 染める前(素髪に戻す):スタイリング剤やシリコン被膜をDO-Sシャンプーでしっかり落とし、余分な油分を取り除いて染まりムラを防ぎます。

  • 染め方(保温と密着):染めたい部分のみにペーストをケチらず頭皮と髪へたっぷりと塗布し、ラップやヘアキャップで乾燥を防ぎながら常温で40分〜1時間程度放置します。

  • 染めた後(シンプルなケア):染めた後はしっかりと湯洗いし、DO-Sシャンプー&DO-Sトリートメントで洗い、重いオイルやコーティング剤でフタをしすぎないシンプルなケアを心がけます。

もっと詳しく知りたい方はこちらのコラム記事を参考にしてください↓

天然ヘナ・インディゴ白髪染めの落とし穴?プロが教えるデメリットと失敗しない秘訣

天然ヘナ&インディゴでの白髪染めでよくある質問(Q&A)

Q. ヘアダメージが気になるのですが、天然ヘナなら髪を傷めずにカラーリングできますか?

A. 髪を化学的に傷める(ブリーチする)ことはありませんが、傷んだ髪が「治る」わけではありません。

ヘナには黒髪を明るく脱色する過酸化水素やアルカリ剤が入っていないため、一般的なカラー剤のような毛髪破壊は起こりません。ヘナの成分が髪のケラチンタンパク質に絡みつくことで一時的にハリ・コシが出ますが、死滅細胞である髪が再生するわけではなく、あくまで表面的な質感の変化です。また、過度な全体染めの繰り返しや髪質によっては、きしみやゴワつきが出る場合もあります。

Q. ジアミンアレルギーなのですが、天然ヘナ&インディゴなら白髪染めができますか?

A. ジアミンアレルギーの場合は100%天然の純粋なヘナ・インディゴであれば使用可能です。 

ただし、植物そのものへのアレルギー反応が起きる可能性もあるため、使用前のパッチテストは必須です。また、「ブラックヘナ」などジアミン(化学染料)が混ざった製品は絶対に避けてください。

Q. 染める頻度はどのくらいがベストですか?毛先まで毎回染めても大丈夫?

A. 根元のリタッチは2〜3週間に1回で問題ありませんが、毎回毛先まで全体塗布するのはNGです。

頻繁に毛先まで重ね塗りすると、色素や成分が過剰に吸着・蓄積する「やりすぎヘナ」状態になり、髪がゴワゴワ・ガシガシと硬くなってしまいます。基本は「根元の伸びた白髪部分だけを染めるリタッチ」を行い、毛先までの全体染めは数ヶ月に1回程度のメンテナンスに抑えるのが美髪を保つコツです。

詳しくは↓

デトックスのために天然ヘナをしてたらゴワゴワ、ガシガシの硬い髪になってしまいました(原因と解決策)

Q. ヘナ・インディゴは体内に入って肝臓の毒素などを排出するデトックス効果はありますか?

A. 医学的・科学的な根拠はなく、そのようなデトックス効果はありません。

「頭皮から成分が吸収されて肝臓の毒素を出す」「経皮毒を排出する」といった話はマーケティング上の俗説(ニセ科学)です。頭皮には強いバリア機能があり、ヘナの成分が体内を巡って内臓の解毒を行うことはありません。ヘナやインディゴは、あくまで髪を着色し表面の質感を整える「化粧品・染料」として正しく捉えることが大切です。

Q. ヘナで染めた後、市販のヘアカラーやパーマはかけられますか?

A. すぐにはかかりにくくなります。

ヘナのコーティング作用とインディゴの色素により、パーマ液が浸透しにくくなったり、ヘアカラーで明るく脱色できなくなったり(緑色に変色するリスク)します。美容室で施術を受ける際は、必ずヘナやインディゴを使用していることを伝えてください。

Q. インディゴで染めた直後に髪が緑っぽくなりました。失敗ですか?

A. 失敗ではありません。

インディゴは空気中の酸素に触れることで、2~3日かけて緑から徐々に茶色~ダークブラウンへと酸化発色・定着します。染めた直後は洗浄力の強すぎるシャンプーを避け、少し水分を含ませながら自然に発色を待つと綺麗な深みが出ます。

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監修・執筆:森下 秀彦(毛髪科学の専門家)

薬剤メーカーでの研究開発とサロン現場での実践を経て、ヘアケア理論とケミカル技術の両面に精通した毛髪のスペシャリスト。プロ向けの技術セミナー講師を務める傍ら、群馬大学元教授との共同研究や特許技術の開発など、科学的根拠に基づく革新的なダメージレスプロセスを提唱し続けている。

[森下 秀彦の「研究実績・専門経歴」を詳しく見る]

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