美容室に行くと、カウンセリングのときに美容師さんが髪を触りますよね。
毛先を持ったり、髪をかき分けたり、根元を触ったり。
「髪型を聞くだけなら、そんなに触る必要あるの?」
と思ったことがある人もいるかもしれません。
でも実は、美容師にとって髪を触ることも大切なカウンセリングのひとつなんです。
見た目だけでは分からないことがある
髪は、見ただけで全部の状態が分かるわけではありません。
実際に触ることで、
髪が太いのか細いのか。
硬いのか柔らかいのか。
毛量は多いのか少ないのか。
毛先にどれくらいダメージがあるのか。
まとまりやすいのか、広がりやすいのか。
などを確認しています。
同じ写真の髪型を希望していても、髪質や毛量が違えば、同じようにカットしても仕上がりは変わります。
だから美容師は、**「どんな髪型にしたいか」だけではなく、「今の髪がどういう状態なのか」**を見ています。
根元から毛先まで触るのにも理由がある
髪の状態は、根元と毛先でも違います。
根元は比較的ダメージが少なくても、毛先にはカラーやパーマ、縮毛矯正などの履歴が残っていることがあります。
そのため美容師は、
「この部分はまだ元気そう」
「ここから先は負担が大きそう」
と、髪の場所ごとの違いも見ています。
特にカラーやパーマ、縮毛矯正などの施術では、今の髪の状態を見極めることが仕上がりにも関わってきます。
カウンセリングは「希望を聞く時間」だけじゃない
カウンセリングというと、
「今日はどうしますか?」
と希望の髪型を伝える時間だと思われがちです。
でも美容師側からすると、
希望を聞く+今の髪を確認する
この両方がカウンセリングです。
やりたい髪型があっても、今の髪の状態によっては別の方法を提案することもあります。
それは希望を否定したいのではなく、
できるだけ無理のない方法で、希望に近づけるため。
その判断材料のひとつが「髪を触ること」なんです。
まとめ|美容師は、髪からたくさんの情報を集めている
美容師がカウンセリング中に髪を触るのは、なんとなくではありません。
見た目だけでは分からない髪の状態を確認するため。
髪質、毛量、ダメージ、施術履歴。
そうした情報と、お客さんの希望を合わせながら施術を考えています。
次に美容室で髪を触られたら、
「今、髪の何を見ているんだろう?」
と少し意識してみると、美容室でのカウンセリングが今までとは違って見えるかもしれません。
「本当のヘアケア」をもっと知りたい方へ
DO-Sでは、髪を一時的にきれいに見せる「誤魔化すヘアケア」ではなく、髪本来の状態を知り、できるだけダメージを増やさないヘアケアを大切にしています。
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✍️ 執筆者プロフィール
森下 遼也(もりした りょうや)
株式会社DO-S企画 代表取締役/元美容師
美容師としての現場経験を経て、現在は株式会社DO-S企画の代表取締役としてDO-Sブランドの運営に携わる。
DO-S開発者である父・森下秀彦のヘアケア理論を受け継ぎながら、「それ、本当に髪にいい?」をテーマに、シャンプー・トリートメント・ヘアダメージなど、一般的なヘアケアの常識を元美容師の視点から分かりやすく発信している。
Instagramでは、「りょうや|髪の常識を疑う元美容師」として、コラムよりも気軽に読めるヘアケア情報を発信しています。
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