「毎日シャンプーすると髪が傷む」
「洗いすぎると頭皮に悪い」
「できるだけ洗浄力の弱いシャンプーの方が髪に優しい」
そんな話を聞いたことはありませんか?
一方で、
「毎日洗わないとベタつく」
「スタイリング剤を使うから毎日洗いたい」
という方も多いと思います。
では、本当は毎日シャンプーをした方がいいのでしょうか?
僕は、
「毎日洗うか、洗わないか」だけでシャンプーを考えるのは少し違う
と思っています。
DO-Sが長年大切にしているのは、
「毎日洗う」ではなく「毎日リセットする」
という考え方です。
今回は、毎日のスキンケアにも例えながら、シャンプーの本当の役割について分かりやすくお話しします。
結論
DO-Sでは、
シャンプーは髪に何かを与えるものではなく、髪をリセットするもの
と考えています。
毎日の生活では髪に、
皮脂や汗、ホコリだけでなく、
ヘアオイルやトリートメント、スタイリング剤など、さまざまなものが付着します。
それらを必要以上に残さず、
一度きちんと洗い流す。
そして、
今の髪が本来どんな状態なのか分かる状態に戻す。
そこから必要なケアをする。
これが、DO-Sの考える毎日のヘアケアです。
シャンプーの仕事は「足す」より「落とす」
シャンプーを選ぶとき、
「保湿」
「ダメージケア」
「補修成分配合」
「美容液成分配合」
など、
髪に何を与えてくれるのか
を基準に選んでいる方も多いと思います。
もちろん、それぞれの商品にはそれぞれの目的があります。
でも、そもそもシャンプーの基本的な仕事は何でしょうか?
とてもシンプルです。
髪や頭皮を洗うこと。
つまり、
何かを足すことよりも、
その日に付いた余分なものをきちんと落とすこと
がまず大切です。
以前の記事でもお伝えしたように、一度ダメージを受けた髪がシャンプーによって元の健康な髪へ修復されるわけではありません。
だからDO-Sでは、
「シャンプーで何を与えるか?」より「きちんと洗えているか?」
という部分を大切にしています。
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「髪は本当に修復するの?トリートメントで髪は治るって本当?」
スキンケアで考えると分かりやすい
ここで、毎日のスキンケアに置き換えて考えてみましょう。
朝、
スキンケアをして、
ファンデーションなどのメイクをする。
一日過ごしたら、
夜はクレンジングや洗顔でメイクや汚れを落とす。
そして、
化粧水や乳液など、そのとき必要なケアをする。
翌朝になったら、
また必要なスキンケアやメイクをする。
多くの方が当たり前にやっていることだと思います。
では、
昨日のメイクを落とさず、その上から今日のメイクを重ね続ける
としたらどうでしょう?
おそらく、
「一度きれいに落としたい」
と思うのではないでしょうか。
DO-Sでは、髪のヘアケアもこれに近い考え方をしています。
髪も「使う→落とす→また必要なケアをする」
髪にも毎日、
トリートメントを使ったり、
ヘアオイルをつけたり、
ワックスやスプレーなどのスタイリング剤を使ったりします。
これらが悪いわけではありません。
トリートメントには髪の指通りを良くしたり、摩擦を減らしたり、扱いやすくしたりする役割があります。
ヘアオイルやスタイリング剤も、髪をきれいに見せたり、スタイルを作ったりするために必要なものです。
大切なのは、
「髪に良いものだから、ずっと残っていてもいい」と考えないこと。
その日に必要なものは使う。
そして一日の終わりには、余分なものをシャンプーできちんと落とす。
そのあと、また今の髪に必要なケアをする。
つまり、
使う
↓
落とす
↓
必要なケアをする
↓
また翌日使う
このシンプルな繰り返しです。
スキンケアで毎日メイクを落とすように、
髪も一度リセットしてから、また必要なものを使う。
これがDO-Sのヘアケアの基本的な考え方です。
「毎日洗う」より「毎日リセットする」
ここで最初の疑問に戻ります。
シャンプーは毎日した方がいいのでしょうか?
DO-Sでは、
「毎日洗わなければいけない」
というより、
「その日の髪を、その日のうちにリセットする」
という考え方を大切にしています。
その日に付いた、
皮脂や汗。
ホコリ。
ヘアオイル。
トリートメント。
スタイリング剤。
そういった余分なものを一度洗い流す。
そして翌日は、
またその日の髪に必要なものを使う。
だから、
DO-Sにとって毎日のシャンプーは、
単に髪を清潔にするためだけのものではありません。
毎日、髪を一度リセットするための習慣
でもあるのです。
「洗浄力が弱い=髪に優しい」とは限らない
ここでもう一つ、
シャンプーについてよく聞く言葉があります。
それが、
「洗浄力が弱いシャンプーほど髪に優しい」
という考え方です。
もちろん、
必要以上に強い洗浄は頭皮や髪への負担になることがあります。
だから、
強ければ強いほど良いという話ではありません。
でも反対に、
弱ければ弱いほど良い
とも限りません。
たとえば、
毎日ヘアオイルやスタイリング剤を使っているのに、
それらを十分に落とせていなかったらどうでしょう?
シャンプーをしているのに、
髪には少しずつ余分なものが残っていくかもしれません。
大切なのは、
「洗浄力が強い・弱い」という言葉だけではなく、
自分がその日に髪につけたものを、きちんと落とせているか
ということです。
「髪に優しい」というイメージだけでシャンプーを考えるのではなく、
ちゃんと洗うという仕事ができているか?
という視点も大切だと思います。
この「洗浄力」については、次回の記事でもう少し詳しくお話ししたいと思います。
DO-Sが考える「すっぴん髪」
DO-Sでは、
毎日のシャンプーで余分なものを落とし、
髪本来の状態が分かりやすくなった髪を、
「すっぴん髪」
と呼んでいます。
ここでも、スキンケアと同じように考えると分かりやすいかもしれません。
「すっぴん」といっても、
何もケアしないという意味ではありません。
メイクを落としたあとに、
肌の状態に合わせて必要なスキンケアをしますよね。
髪も同じ考え方です。
何もつけないことが目的ではありません。
余分なものを一度落とし、
今の髪の状態を知ったうえで、
その髪に必要なケアをする。
傷んだ髪なら、
扱いやすくするためにトリートメントが必要なこともあります。
大切なのは、
必要なものは使う。
でも、
必要以上に髪へ残し続けないこと。
髪を何かで覆って「きれいに見せ続ける」だけではなく、
今の髪の状態と向き合いながら必要なケアをする。
それが、
DO-Sが考える**「すっぴん髪」**です。
「何をつける?」の前に「ちゃんと落とせている?」
髪がパサつくと、
「もっとトリートメントをつけよう」
ツヤがないと、
「もっとヘアオイルをつけよう」
まとまらないと、
「もっとしっとりするものを使おう」
と考えがちです。
もちろん、
それで扱いやすくなることもあります。
でも、
ヘアケアは**「足すこと」だけではありません。**
新しい何かを足す前に、
一度、
「今までつけたものを、ちゃんと落とせているかな?」
と考えてみる。
それだけでも、
シャンプーやトリートメントの見方は少し変わってくると思います。
まとめ
「毎日シャンプーすると髪が傷む?」
「洗いすぎは良くない?」
シャンプーについては、
さまざまな情報があります。
でもDO-Sが大切にしているのは、
単純に
「毎日洗うか、洗わないか」
ではありません。
大切なのは、
「毎日リセットする」
という考え方です。
スキンケアで、
その日のメイクを落としてから、
また必要なケアをするように。
髪も、
その日に使ったトリートメントやヘアオイル、スタイリング剤などの余分なものを一度洗い流し、
また今の髪に必要なケアをする。
使う。
落とす。
必要なケアをする。
とてもシンプルですが、
DO-Sではこの繰り返しを大切にしています。
髪をきれいにしたいと思ったとき、
「次は何をつけよう?」
と考える前に、
一度、
「ちゃんと落とせているかな?」
と考えてみてください。
それが、
自分の髪の本当の状態を知る第一歩になるかもしれません。
本当のヘアケアをもっと知りたい方へ
DO-Sでは、髪を一時的にきれいに見せる「誤魔化すヘアケア」ではなく、髪本来の状態を知り、できるだけダメージを増やさないヘアケアを大切にしています。
今回の記事に関連する内容を、こちらでも詳しく解説しています。
▶髪は本当に修復するの?トリートメントで髪は治るって本当?|DO-Sヘアケアコラム
りょうやの前回の記事「髪に良いこと」を美容師の視点から分かりやすく解説しています。
▶ シャンプージプシーを卒業した人たちの8つの真実|足し算のケアをやめて見つけた「すっぴん髪」
「DO-Sヘアケアコラム」より関連記事
▶ シャンプー解析・ランキングサイトの信憑性は?
「場末のパーマ屋の美容師日記」より髪のダメージ・シャンプー・トリートメント・カラー・パーマなどについて、美容師目線でさらに詳しく解説しています。
▶ 傷んだ髪にダメージケアシャンプーは逆効果?ベテラン美容師が明かす失敗しない選び方
「DO-S美容師向けコラム」より一般向けの記事より一歩踏み込んだ、薬剤や毛髪ダメージについての専門的な情報はこちら。
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✍️ 執筆者プロフィール
森下 遼也(もりした りょうや)
株式会社DO-S企画 代表取締役/元美容師
美容師としての現場経験を経て、現在は株式会社DO-S企画の代表取締役としてDO-Sブランドの運営に携わる。
DO-S開発者である父・森下秀彦のヘアケア理論を受け継ぎながら、「それ、本当に髪にいい?」をテーマに、シャンプー・トリートメント・ヘアダメージなど、一般的なヘアケアの常識を元美容師の視点から分かりやすく発信している。
Instagramでは、「りょうや|髪の常識を疑う元美容師」として、コラムよりも気軽に読めるヘアケア情報を発信しています。
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